Cultural Bridges Number 25, Japanese Version

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25号 | 2023年10/11/12月
特別支援教育PTSA 9ページ 摂食障害 16ページ
Mental Health 研修 5ページ バンド、オーケストラ、合唱団 7ページ
Reflections 17ページ

読者の皆様、

新学期が始まり、ご家族で楽しくお過ごしのことと思 います。この度Cultural Bridges誌の新編集長に就 任しましたLaura Niと申します。3年間この雑誌の編 集に携わったのち、編集長という形で関わりを続けて いける事を嬉しく思っています。私たちはこれからも Issaquah Schools財団を支援して下さる皆様に支えら れながらこの素晴らしい情報誌を発行し続け、学校区 内すべてのご家庭に提供できるようその範囲を広げて いきたいと思っています。

私は8年生と4年生の2人の子どもを持つ母親です。他の すべてのご家庭と同じように、新学期を迎える時は様 々な感情が押し寄せてきます。子どもたちが学校に戻り、素晴らしい先生たちか ら新しいことを学べることを嬉しく思う一方で、未知の出来事に対する不安感も あります。例えばミドルスクールに進学する生徒にとって、学校に早く慣れる事 ができるだろうか、選択科目は何を取れば良いのか、オーケストラ、バンド、そ れとも合唱団?そんな不安を解消するために、8年生の子どもたちが自分の経験談 (7ページ)を語ってくれました。

幸いなことに、この地域には頼りになる情報源がたくさんあります。学校区の説 明会に参加し、学校のシステムについて学んだり、学校のPTA/PTSAに連絡を取っ たりすることは常に良い出発点です。Issaquah Food & Clothing Bankはご家庭の 基本的なニーズを満たす素晴らしい施設です。特別な支援が必要なお子さんがい る場合は、Issaquah PTSA協議会の特別支援教育委員長(6ページ)と、学校区全 体の特別支援教育PTSA(9ページ)からの情報を参考にしてください。

現在、子どもたちの心の問題は多くの家庭にとって大きなな懸念事項になってい ます。どのようなサポートがあるのかを知ることは、生徒にとっても保護者にと っても非常に重要です。どの学校にも生徒をサポートするカウンセラーがいま す。当財団は、心の健康は社会性、感情、認知面の発達を形成する上で人生のど の段階においても重要な役割を果たすことを理解しています。財団は、生徒の心 の健康をよりよくサポートするために、学校区の全職員を対象にYouth Mental Health First Aid訓練を実施する資金を提供しました(5ページ)

上記の支援機関に加え、Influence the Choice、The Garage、The Circleなどの 団体も私たちの学校コミュニティへ継続的なサポートを行っています。

素晴らしい学校生活に乾杯!

Laura Ni Cultural Bridges編集長 laura@isfdn.org

5 Youth Mental Health First Aid 研修

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バンド、オーケスト

ラ、合唱団

9 特別支援教育PTSA

11 自殺についての認識

15 摂食障害への理解

17 Reflectionsアートコ ンテスト

21 Issaquah Food & Clothing Bank

23 私たちのカルチャ ー

Cultural Bridges

フェイスブック @CBforeducation

アラビア語、中国語、英 語、日本語、韓国語、ロ シア語、スペイン語、ベ トナム語でのCultural Bridges出版物の閲覧、ダ ウンロードは: http://isfdn.org/culturalbridges-magazine/

Issaquah Schools Foundation

LAURA NI 編集長 CHRISTIANA SCHUMANN 英語版編集

CLAUDIA ROMO スペイン語版編集

NANA TSUJINO 日本語版編集

NATALIA ARGUTINA ロシア語版編集

SHAIMA MANSOUR アラビア語版編集

SONG PARK 韓国語版編集

TRAM PHAM ベトナム語版編集

Vivian Khoang 表紙デザイン

YINGCHEN PHOTOGRAPHY 表紙写真

YINGYING CUI 中国語版編集

Cultural Bridges Magazine、無断複製および転載を禁じます。Cultural Bridges Magazineは、Issaquah Schools財団の助成を受け、Issaquah地域で配布されている無料の コミュニティ季刊誌です。その使命は、教育、健康、栄養、時事問題、地域の多様な文化など様々なトピックをカバーし、読者のコミュニティ生活の質を高める情報を提供 することです。Cultural Bridges for Educationは、本誌に掲載されている記事や広告に表現されている見解を必ずしも支持したり、代表したりするものではなく、また広 告主が掲載した情報、 製品、サービスについても責任を負いません。本誌の一部は、事前に許可を得た上での複製、翻訳、転載である場合があります。

Issaquah学校区の皆様ようこそ!

ISSAQUAH SCHOOLS FOUNDATION

Issaquah Schools財団(ISF)は、生徒がそれぞれの潜在能力を発揮できるよう学校区全体の支援を行ってい ます。Cultural Bridgesが生徒の教育の歩みを支援する皆様のお役に立つことを願っています。

1987年に設立された当財団は、地域社会と協力してIssaquah学校区の生徒のためのプログラムや支援にこれ まで1300万ドル以上の資金提供を行ってきました:

• 学業支援、強化

• 行動、メンタルヘルス

• 生徒の基本的生活援助

• 教員への助成金

• アート教育支援

• Cultural Bridgeプログラム

財団の支援は、様々な形で生徒に影響を与えることができます。放課後の 無料学業支援、バックパックと学用品キットの無料提供、学級文庫、朝食や スナック、楽器、各種テスト費用の援助などはあらゆる障壁や格差を取り除 き、どの生徒にも機会を創出するための財団による活動の一例です。

私たちはISDの生徒を支援します。すべての生徒を、すべての学校を。財団が 行う支援プログラムの詳細、支援活動に参加する方法はwww.isfdn.orgまで。

2023年10月28日10 AM

Lake Sammamish State Parkボート乗り場

• プロ用チップタイム計測

• 年齢、体力制限なし

• 段階的スタート

• バーチャルレースオプション

• 自然に関する教育展示物

• 表彰や賞品!

Valerie Korock 臨時執行役員 valerie@isfdn.org
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Curriculum Night

Lorna Gilmour ISD Equity and Family Partnershipsスペシャリスト カリキュラムナイトは、今後1年間お子様がどのよう な学校生活を送るかを保護者の皆様に知っていただ くために開催されます。学習する内容に加え、担任 教師は各クラスの方針と授業の流れなどの情報も提 供します。カリキュラムナイトへの参加は、そこで 得た情報を基に保護者の皆様が1年間どのようにお子 様をサポート出来るのかを考える良い機会です。

カリキュラムナイトは通常9月に学校区内全ての学校 で開催されます。学校の駐車場の数に限りがあるた め当日は早めの到着をお勧めします。プレゼンテー ションは定刻通りに始まるので、最大限の情報を得 るためには開始時刻に遅れないことも重要です。

保護者の方は学習内容、クラスの方針や授業の流れ に関する事、クラス全体に関わる一般的な質問をす る時間があります。時間の制約があるため、個々の 生徒に関する質問はカリキュラムナイトの間ではな く別の機会に担任との個別面談という形で行うこと ができます。

教師の連絡先などの基本情報もお知らせします。電 話よりEメールの方が早く返答が出来る、またはそ の逆など教師ごとに違いがある為、どの連絡方法が ベストなのかを教えてくれる教師もいます。お子様 の学習状況、生活態度などについて具体的な質問が ある場合は、Eメールで担当教師との個人面談をお申 し込みください。面談は対面、電話、またはZoomで 行うことができます。必要な方は無料で通訳をご利 用いただけますのでその旨教師までお知らせくださ い。

想定される質問の例(教師がプレゼンテーションで 取り上げなかった場合):

• 生徒が使う本は何ですか?オンライン版はありま すか?

• 生徒は何回再試験を受けられますか?

• テストや課題は、最終成績の何パーセントを占め ますか。

• この教科をよりよく学ぶコツを教えてください。

カリキュラムナイトで避けるべき質問の例:

• 私の子どものクラスでの様子はどうですか?

• 私の子どもは課題の提出が遅れるのですがどうし たら良いですか。

カリキュラムナイトでは校長からの重要なお知らせ や、歓迎のメッセージを伝える校内アナウンスやビ デオ上映、PTA/PTSAの会長やボランティアが保護者 の皆さんを歓迎し、PTA/PTSAへの参加についての案 内をする時間などもあります。

エレメンタリーカリキュラムナイト 保護者は自分の子どもの教室に行きます。多くの 場合、保護者は自分の子どもが座る席に座り、ク ラス担任は1年間の授業予定や1日のスケジュー ル、体育、図書、音楽などの授業を受ける曜日、 読み、書き、算数に関する情報、保護者が授業に 参加できる機会、保護者が出来るボランティア、 遠足やその他の特別な日程について説明します。 体育、音楽、図書の担当教師による説明は行われ ません。特別支援教育またはMLL英語プログラムを 受講している生徒の保護者は、カリキュラムナイ トの通常説明会が始まる前に担当教師から説明を 聞く時間が取れるかそれぞれの教師にお問い合わ せください。

クラス担任は、学校で使うアプリや学習に使って いる本など、授業に関するリソースの説明を行い ます。(エレメンタリーの生徒が各自で持つ教科 書は算数のみです)

カリキュラムナイトは、保護者にとって実際に生徒 が学ぶ教室を見る良い機会であり、同時にクラスメ イトの家族と知り合いになる絶好の機会です。

中学、高校カリキュラムナイト 中高生のご家族は、お子さんの1日の授業スケジュ ールに従って、1時間目から順番に各教科の教室を 移動します。それぞれの教室では約10~15分間、教 科の担任教師によるプレゼンテーションが行われま す。

中高校生のご家族にとって、以下のことを知る絶好 の機会です

• 宿題に関する方針‐宿題の頻度、期待されるこ と、評価方法、提出が遅れた場合の方針

• テスト/査定‐頻度、評価方法、再試験について

• コミュニケーション‐教師と保護者間のコミュニ ケーション方法、生徒による個別質問の対応時間 など

• その他‐年間日程、Canvasについて、教師への連 絡方法

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ISSAQUAH SCHOOL DISTRICT

学校におけるメンタルヘルス支援

Youth Mental Health First Aid研修

Cultural Bridges (CB): Youth Mental Health First Aid(YMHFA)とはどのような研修ですか?学校区 内では誰がこの研修を受けるのですか?

Miriam Corlett, LICSW (MC): YMHFAの研修では、危 機的状況にある青少年の兆候や彼らの発するSOS を大人がどのように察知し、対応するかを学びま す。この研修は、大人が青少年と真剣な会話がで きるようにする為のものです。自傷行為や自殺に ついて青少年と向き合うのは抵抗がある場合もあ りますが、この研修を受けることで彼らと会話を するための方法と自信を大人に与えてくれます。 研修は、最前線で子どもたちと接する大人にとっ て、積極的に話を聞く、確認する、安心させるス キルがいかに重要であるかを認識してもらう為の ものです。青少年と直接接するあらゆる人、学童 の教員、バスの運転手、部活動コーチ、教師、保 護者、近隣住民、地域住民、ボランティアなど全 ての人にとって不可欠なスキルです。この研修で は、精神衛生上の問題と精神衛生上の危機の違い や、それぞれを識別して対応する方法を学びま す。

CB: なぜこの研修が必要なのですか?研修の目的 は?

MC: 生徒や保護者のために最高の自分であるため には、自分自身の健康にも気を配らなければなり ません。これは、身体の健康管理だけでなく、子 どもたちとの関わりに不可欠な情報やトレーニン グにアクセスすることを意味します。この研修 は、大人が青少年の安全性とリスクを見極め、適 切なリソースにつなげるスキルを身につけるのに 役立ちます。

子どもたちの学習意欲を失わせる要因は様々で す。しかし、地域が受け入れ、かかわりを持ち、 本当の人間関係を育むことで子どもたちが信頼と 安心感を得ることができれば彼らの不安や抑うつ の症状は軽減され、それと同時に学習への参加意 欲の向上と成長にもつながります。

この研修は、青少年たちの目線に立ち、手を差し 伸べることの重要性を再認識させてくれます。子

どもたちと今この瞬間を共にし、彼らのニーズを 注意深く認識し、一方的な解決や修復のためでは なく学ぶための聞く耳を持つことは信頼とつなが りを築くために不可欠なことなのです。

CB: 今回の研修で、教師や職員はどのようなアプ ローチ方法を学びましたか?

MC: MHFAは行動の変化を観察し、偏見を持た ずに聞く耳を持つ事を学びます。アプローチ (Approach)聞く(Listen)安心させる(Give reassurance)プロの支援を促す(Encourage professional help)自身を労わるよう促す

(Encourage self-help)というシンプルなALGEE 法で命を救うのです!

CB: この研修で生徒たちはどのような恩恵や影響 を受けるのでしょうか?

MC: 財団が資金援助するYMHFA研修のような専門 家育成は、職員に大きな違いをもたらし、青少年 の命を救うことができます。分かりやすく適切な 対応法を学ぶ事で、職員はメンタルヘルスの専門 家であるべきというプレッシャーから解放されま す。職員は生徒たちとの会話に参加することでリ スクを特定し、適切なリソースや支援に導くこと ができます。子どもたちの人生の中に前向きで安 全な大人が一人いるだけで青少年の考え方は一変 し、大きく変わるでしょう。

CB: あなたから見て、この研修の価値と影響は?

MC: YMHFA研修は、精神的な苦痛を経験している青 少年を支援するための、わかりやすく非常に効果 的なアプローチ方法を概説した研修です。信頼で きる大人がメンタルヘルスの問題の兆候やシグナ ルに気づき、それに対応することが命を救うこと につながることが証明されています。

CB: 行動スペシャリスト教員としてのあなたの立 場と日々の仕事について、少し教えてください。

MC: 私は学校区の特別支援部門で行動スペシャリ ストを務めています。スクールバスに乗ることも 含め、学校区内すべての校舎で3歳から21歳の生徒 を担当します。教室、廊下、運動場、ランチルー ムなどで、生徒や職員と毎日接しています。特別 支援教育を受けている生徒のために、エビデンス に基づいた危機対応を含む介入策を考案し、すべ ての職員と連携して対応に当たるのが役目です。 対応するのは主に行動上の懸念、精神衛生、トラ ウマに関連した症状に関するものです。生徒の精 神、行動面の健康ニーズに対して、信頼できる周 りの大人がポジティブな影響を与える場面を直に 見てきました。私たちが向上心を持ち続け、生徒 の立場に立つことで困難に対応する力と希望が育 まれ、子どもたちは自分に価値があること、自分 の居場所があるということを信じることができる のです。

Youth Mental Health First Aid®は、Issaquah Schools財団が資金を提供し、学校区内の全職員を対象にした研修 プログラムです。2022-23年度には4回の研修が地区全体で行われました。研修には教師、パラプロフェッショナ ル、看護師、カウンセラーを含む多くの参加者があり、高い評価を受けました。

YMHFA研修プログラムは、不安、うつ、摂食障害などのメンタルヘルス上の問題を抱える生徒を支援するための知 識とスキルを学び、提供できる支援への認識を高めるものです。青少年の5人に1人がメンタルヘルスの問題を経験 することから、大人が子どもたちのメンタルヘルスや薬物乱用の兆候や彼らの発するSOSを察知し、理解を示して 対応する方法を知ることは極めて重要です。当財団は地域の素晴らしいインストラクターであり、周囲の大人をサ ポートすることで子どもたちを勇気づけることに情熱を注ぐMichelle Brode YMHFA指導員をお招きして職員研修を 行っています。

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ニティを充実させる機会

Betsy Grant ISD PTSA 特別支援教育ネットワーク委員長 special-education@issaquahptsa.org

新学期が始まりました。夏休みの間に生徒とその家族がエネルギーをリフレッシュし、新たな意 気込みで新学期を迎えることができればと思います。すべての生徒にとって、この時期は先生や スタッフとの新しい関係を築き、この年を前向きに取り組んでいく体制を作るよい機会です。こ の時期はまた、個別教育計画(IEP)対象生徒にとって新学期の目標を見直し、生徒のさらなる成 長に適した最良の環境を提供するために必要な支援を再構築する良い機会でもあります。

IEP対象生徒の保護者へおすすめする、学年が始まる前に行ったほうが良い事は下記の3つです:

1 - ケースマネージャーと連絡を取り、生徒のIEPで設定された目標とそれを達成するための計画 についてお互いに再確認する。

2 - 生徒のケースマネージャーに、IEPに記してある支援サービスや配慮をどのように学年度中に 実施するかを聞いておく。

3 - もし生徒の年次ミーティング前に変更が必要だと思う場合は、ケースマネージャー、および 場合によってはIEPチームとの面談を求め、提案された変更とIEPの変更プロセスについて話し合 う。

個々の生徒だけでなく、保護者や介護者も一緒になって学校コミュニティを充実させ、PTSAを通 じて思いやりのある環境へ変えていく提唱をする機会がたくさんあります。各学校にあるPTA/ PTSAに参加することで、これらの活動を支援することができます。詳細:https://www.isd411. org/get-involved/ptsa

Parent Connection 会議

10月14日(土)9AM~12PM、地域の専門家や他の保護 者と一緒に青少年のメンタルヘルスと健康を語る対 話型会議Parent Connectに是非ご参加ください。

Parent Connectは、Issaquah学校区の保護者や家族 を対象に無料で開催されます。この会議では、ご家 族が現在または将来お子様と直面する可能性のある トピックを取り上げています。英語とスペイン語の セッションがあります。

参加者はこのイベントから理解を広げ、地域の保護 者や家族との繋がりや、地域社会で利用できるリソ ースについての知識を持つことができます。

8:45AM 受付開始、9AM 会議開始。

軽食とスナックをご用意しております。

参加登録をお勧めします(必須ではありません)。

登録: https://isfdn.org/events/foundation-events/parent-connect/

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新学期: 生徒のIEPを見直す3つの方法と学校コミュ

5年生のお子さんをお持ちの親御さんは、6年生で受 ける選択科目の検討を始める良い時期です。中学校 にバンド、オーケストラ、合唱の授業があるという ことを耳にする保護者も多い中、これらの授業につ いてもっと詳しく知りたい、子どもに楽器の経験が 無い、エレメンタリーの合唱団に参加をしていない 等の理由で、1学年を通しての選択科目として音楽 を選ぶのが良いのかどうか悩む方もいるでしょう。

Cultural Bridges誌は、バンド、オーケストラ、合 唱のいずれかに参加した Maywood Middle Schoolの 8年生数名にインタビューを行い、経験を語っても らいました。皆さんがこれらのクラスについての理 解を深め、選択科目を選ぶ際の不安をやわらげるこ とが出来ればと考えています。

Maywood Middle School バンド

Lora Doytcheva: 現在フルートを吹いています。6年生 の時から2年間吹いています。全く未経験でバンドに 入りました。楽器の組み立て方すら知りませんでし た。選択科目として音楽を選んだのは、自分ならでは の新しい技術を身につけ、挑戦したかったからです。 また、新しい楽器の演奏を学ぶことは脳への挑戦にも なり、自分が心地よいと思える慣れた環境から出て、 新しいことを学ぶのでとても楽しいと感じています。

バンドの授業は通常、数分をかけて楽器を組み立てる ことから始まります。ウォームアップを始める前に少 し話があります。ウォームアップの後は、新しい曲の 譜読みをするか、次のコンサートに向けて準備中の曲 のセクションに取り組みます。最後に楽器を解体して 片付けます。

年に3回大きなコンサートがあります。また、高校の マーチングバンドと一緒に演奏したり、他の学校のバ ンドと一緒にフェスティバルに行ったり、学校イベン トで演奏するときもあります。フルートを吹いていて 一番好きなところは、演奏中にほぼ99%フルートがメ ロディーを担当するときです。とても重要なパートは 難しい時もありますが、それがさらに演奏する楽しさ を感じさせてくれます。

新中学生へ最大のアドバイスはとにかく練習、練習、 練習!です。練習しないまま終わるのは、バンドに とっても自分自身にとってもプラスにならないからで す。テストに出題される曲の弾き方がわからないと、 テストを受けることがストレスになるだけです。その ようなことにならないように、1日1回気が散らない状 態で座って練習できる時間を設けましょう。授業中 は、自分のパートだけの練習ではなく、他のパートと 合わせる練習をする時間です。

Emerson Archer: 僕はバンドでアルトサックスを吹い ています。この楽器を始めたのは5年生の時で、今年 で4年目になります。なぜアルトサックスを選んだか というと、演奏していてかっこよさそうな楽器だと思 ったからです。それでアルトサックスの音楽を聴き始 めました。すごくかっこよく聞こえたので、自分もや ってみようと思いました。アルトサックスを吹いてい て好きなところは、ジャズからコンサートバンド、マ

ーチングバンドまで、いろいろなスタイルで演奏でき るところです。

バンドの授業では、ほぼ毎日楽器を演奏します。通 常、授業はウォームアップから始まり、Essential Elementsという教科書の中の曲を演奏することもあり ます。その後、演奏会用の曲に取り組んだり、楽しく 練習するために他の曲を演奏したりします。6年生は 通常、教科書から選んだ曲を毎日練習して、コンサー ト用の曲もそこから選びます。年に3回ほど演奏会が あり、楽しいバンドフェスティバルもあります。

新入生や現6年生に1つ提案したいのは、バンドは学年 の中頃から終わりにかけて難しくなるということで す。演奏している曲がとても難しく感じられたり、時 には失敗してしまいそうになったりするかもしれませ んが、最終的にはコンサートは必ずうまくいき、観客 はその音楽をとても気に入ってくれます。だから諦め ないで、最後までやり遂げられると自分を信じて下さ い。

Maywood Middle School オーケストラ

Kendall Baker: 中学校のオーケストラでヴィオラを弾 いています。中学校が始まる数ヶ月前に始めて今年で 4年目です。ヴィオラを選んだのは新しい楽器を習い たかったのと、響きがいいと思ったからです。普段の オーケストラの授業はリハーサルが中心ですが、セク ション練習もあり、フェスティバルのような行事以外 に毎年少なくとも3回はコンサートがあります。私は ヴィオラが演奏に溶け込んでいる様子やすべての楽器 がとてもかっこいい音楽を奏でているのがとても好き です。オーケストラは素晴らしいクラスで、自分の能 力を向上させる機会があります。弦楽器に興味がある 人は、好きな楽器を選んで是非やってみてください! Sophie Cao: 中学校のオーケストラでヴァイオリンを 弾いています。ヴァイオリン歴は3~4年で、6年生に なる前の夏に始めました。ヴァイオリンを選んだの は、オーケストラの一員になって、いろいろな音を目 の当たりにするのがとても楽しそうだとずっと思って いたからです。加えて、ベースラインとは対照的にメ ロディーを弾くのが楽しそうだと思ったからです。毎 日のクラスで定期的にたくさんの新しい曲を学ぶこと を楽しみにしています。チューニングには時間がかか りますが、慣れてくると早くなります。全体練習だけ でなく、セクション練習もします。コンサートは年に 3回ありますが、昔のビデオを見返して自分がどれだ け上達したかを見ると嬉しくなります。各コンサート では、6年生と7、8年生の2つのオーケストラが演奏し ます。昨年は、学年末の演奏会に高校のオーケストラ が加わりました。上級生の演奏を聴くのは素敵なこと です。

この楽器を演奏していて一番好きなのは、友人とデュ エットすることです。異なるパートがひとつに重なる とどのように聴こえるのかを思うといつもわくわくし ます。また、学年の終わりには、楽器を使っておとぎ 話をします。おとぎ話を演じるようなものだけど、少 しひねりがあります。

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中学校のバンド、オーケストラ、合唱団: お子さんはどれを選ぶべきか?

新入生へのアドバイスは、新しいことに挑戦すること を怖がらないこと。楽器を弾くという事は怖いかもし れませんが、ベストを尽くして時間をかければ、きっ と成功できると思います。

Maywood Middle School 合唱

Anabelle Kiang: 私は4年生のときから合唱団に入って います。中学入学前にApollo Elementary の合唱団に 入りましたが、Covid-19のせいで中止になってしまい ました。中学校で合唱を選んだのは、やったことのあ る科目だったからです。以前の経験から授業で何をす べきかというのが分かりやすいだろうということと、 中学校では同じ科目でもどのように違うのか、どのよ うに違うことをするのか経験してみたいとも思いまし た。

合唱クラスの日課は、先生によって違います。これま で2人の先生から授業を受け、もうすぐ3人目になりま す。でも、授業には必ずウォーミングアップと歌の練 習が含まれます。コンサートの準備やコンサートの服 装も確認します。

通常1年の間に合唱クラスの全学年が参加するコン サートが3回あります。学期ごとに1回ずつです。7年 生や8年生など特定の学年だけの公演もあります。ま た、7年生と8年生が出演するフェスティバルもありま す。

合唱団の好きなところは、みんなと一緒に楽しく歌え る大きな家族のようなところです。ひとつエピソード を紹介すると、私たちの担任Nguyen先生は、カウント ダウンのとき、私たちの注意を引くために手を数字に 見立てていました。例えば、8までカウントダウンす る場合、親指と人差し指を合わせて円を作り、2つの 円を合わせて8を作ったり、とても楽しい先生で私た ちを何度も笑わせてくれました。先生は私たちがこの クラスの一員であるといつも思わせてくれました。

これから中学生になる人たちに提案したいのは、音楽 に行き詰まりを感じたら、個別で先生に助けを求める か、楽譜を持ち帰って練習することです。また、合唱 のコンサート当日は早めに会場に到着することを忘 れないでください。遅刻するよりも早い方がいいので す。

Giana Bressan: 3年生から合唱団に入っていて、中学校 の3年間もずっとやっていました。小さい頃から歌う ことが大好きで、その趣味はずっと続いています。毎 日のクラスでは、朝必ずストレッチをして体を動かし ます。それからウォーミングアップをし、歌ももちろ ん歌います。年間を通して、3つのメインパフォーマ ンスと複数の非公式パフォーマンスがあります。私の お気に入りのパフォーマンスは、くるみ割り人形で歌 った事と、シアトルマリナーズのオーディションを受 けたことです。地域のみんなとつながる事が大好きな 私には、これが合唱団の一番好きなところです。これ から中学生になる人たちに勧めたいのは、声量だけに こだわらず、常にテクニックを重視すること、そして 先生によって練習のやり方が違うことを忘れないこと です。

Zach Gelinas: 私は3年間合唱団に所属しています。1 年間はApollo Elementaryのロケット合唱団にいまし た。今年で4年目です。今年も合唱を続けることにし たのは、6年生の合唱の担任だったWood先生が、歌う ことを決して止めないようにと言ってくれたからで す。先生は私の合唱のキャリアを大きく後押ししてく れました!先生は私の中にある何かを見抜き、私に大 きな可能性があることを分かっていました。また、私 たち歌手をつなぐコミュニティや家族も大好きです。

クラスの日課は、先生が合唱についての新しいことや 一般的なことを簡単に説明することから始まります。 それからウォーミングアップに移り、声を整えるため に様々な歌の練習をします。その後、クラスの残りの 時間を使って、次の公演で歌う曲の練習をします。私 たちは楽譜から音楽を学び、音楽理論の要素について も学びます。

年間を通して、合唱部の生徒たちが参加する公演やイ ベントがたくさんあります。ウィンターコンサートや スプリングコンサートのような伝統的なコンサート や、クリスマスキャロルのようなイベントも毎年あり ます。くるみ割り人形の幕間に歌ったこともあります が、とても良い機会でした。

私が合唱団で一番好きなのは、コミュニティです!す べてのパートがケーキの層のように重なりあって歌う のを聴くのは魔法のようです。私たちは皆、合唱団の 仲間として良い友人であり、それは素晴らしい事で す。昨年、7年生と8年生の男子は Maywood Menという 小さな合唱団を結成しました。たった5人でしたが、 それでも楽しかったです。私たちが歌の練習をしてい る間、女子も同じようなグループを作りました。コン サートが近づくと、女の子たちはステージで自分たち の歌を歌い、男の子たちは舞台裏で踊りました。皆一 緒にワルツを踊るのはとても楽しかったし、あの喜び は忘れられません。楽しかった!

これから中学生になる合唱団の生徒にひとつ提案した い事は、常に自分を励ますということです。あなたの 中には、歌を通して引き出される素晴らしい才能があ るのですから。私自身、合唱団に参加することで、自 分の居場所や才能を発揮できて、自分の意味や目的が 引き出されたと思います。合唱団は本当に人生を変え る経験で、私は本気でお勧めします!

ご存じでしたか?...

財団のアート教育基金は、過去3年間に7万 5000ドルを提供し、地域の6~12年生のオ ーケストラとバンドのプログラムに新しい 楽器を追加しました。

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Kartik Mithal, 共同委員長 & Jessica Braswell, 保護者教育副委員長 Issaquah特別支援教育PTSA hello@issaquahspecialeducationptsa.org

米国の教育事情に不慣れな方は、特別支援教育につい てご存じないかもしれません。この記事には、お子さ んを支援するための基本的な情報が掲載されていま す。米国の特別支援教育、ISDの特別支援課、特別支 援教育PTSAについても説明しています。

特別支援教育とは何か?

米国では、子どもは一人ひとり異なる存在であり特 別指導(Specially Designed Iinstruction)や配慮 (Accommodations)が必要な子どもがいることを認識 しています。学校は保護者の金銭負担なしにそのニー ズに応える事が可能です。例:

• 言語補助

• 作業療法

• 理学療法

• その他の関連する補助

例として、歩行が困難な生徒は教室での車椅子の使用 が許可されます。教室の座席を車椅子の乗り降りがし やすいように配置するなどの配慮も行われます。その ほかにも神経多様性障害(自閉症、失読症、ADHDな ど)と診断された子どもには、同級生と一緒に成長が できるような補助が提供されることもあります。他国 では障害とみなされないような多くの特別なニーズ も、米国では特別な補助を受ける資格があります。

米国には、連邦レベル(米国)と州レベル(ワシント ン州)の両方の法律があり、公立学校はすべての生徒 を受け入れ、同級生と同等に学べるようサポートす ることが義務付けられています。米国連邦レベルで は、IDEAと504条という2つの法律があります。ワシン トン州では、WAC 392-172A-01035 が該当します。州

教育オンブズマンのウェブサイトに情報があります。

IDEA (Individuals with Disabilities Education Act) は、全 ての子どもに無料で適切な公教育( FAPE )を受ける 権利を与える法律で、以下が含まれます:

• 査定の学校側費用負担

• 3歳から21歳までの学習補助

• 最も制限の少ない環境(LRE)での教育、生徒がで きるだけ通常の教室で学習できるような支援の提 供

わが子が特別支援教育に該当したり、神経多様性障害 の診断を受けたりすると、その後レッテルを貼られる ことになり、大学受験や就職など将来に影響が出るの ではと心配する保護者がいますが、そのような行為は 差別であり米国では法律違反に当たるので心配する必 要はありません。むしろ診断を受けることで民間サー ビスやセラピーをカバーする保険に加入しやすい、発 達障害事務局(DDA)の州助成金申請が容易になる、 学校が個別の計画や個別の便宜を図るのに役立つなど 外部からの適切な補助を得る助けになります。

IEP と 504 プラン

IEP個別教育計画(Individual Education Plan)と は、生徒が学校で学ぶために必要な特別指導や補助 プランです。個別という言葉が重要な意味を持ちま す。IEPは、支援の必要な生徒が他の生徒と同じよう に成長できるようにそれぞれの生徒の具体的なニー ズを念頭に置いて作成されなければなりません。IEP は、生徒の家族、参加出来る年齢であれば生徒本人、 特別教育サービスのスタッフ、教師、支援スタッフを 含む協力チームが参加するIEP会議で作成されます。

通訳が必要な方は依頼をすれば学校が提供します。ま た、家族はIEPの擁護者、医療スタッフ、法律上の代 理人など、選択した第3者を IEP 会議に参加させるこ とができます。IEP チームとの円滑なミーティングを 行うためにもIEP会議に誰を同伴させるかを事前にお 知らせください。

504 プランは、カリキュラムそのものを変えずに生徒 が教室で学ぶための便宜を図るものです。便宜は多く の場合小さな変更であり、例えば先生の近くの席に座 る、頻繁に休憩を取る、テストの時間を延長するなど が含まれます。どの場合も生徒が受けるカリキュラム を変えることはありません。

504プランは、生徒に障害があると判断された場合、 または身体的もしくは認知的な障害がある場合に選択 されます。障害は生活に必要な活動を実質的に一つ以 上制限するものでなければなりません。生活に必要な 活動には、歩行、視覚、聴覚などが含まれます。

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多文化家族のための特別支援教育 に関する情報

子どものための特別支援教育ミーティングに出席する前 に、保護者自身が生徒の権利と一般的な地区の慣行につい ての知識をつけておくことは大変有益です。情報はウエブ サイトにあります。https://www.isd411.org/about-us/ regulations/2000-series/2161/2161p

特別支援サービス部門

学校区の特別支援サービス部門は、IEPや504プランなど の特別支援教育を必要とする学生のお手伝いをします。

特別支援サービス部門はECE(幼児教育)、初等教育、中等 教育の3つの部門に分かれています。さらに、別の部門が 504プラン対象者の学生にサービスを提供しています。部 門が分かれている理由は、IEPと504プランの法律が異な るためです。

ECE

幼児教育(Early Childhood Education)は、州が資金 提供をするプリスクール早期学習プログラムです。これ は、3歳から5歳までの同じ年齢の子どもの平均と比較し て発達の遅れまたは学習障害がある、または疑いのある 子供を対象としています。お子さんがすでに言語療法な どの治療サービスを受けている場合は、治療サービスが 学校区と連絡を取る手助けをしてくれます。

ECEの授業は現在、Briarwood Elementary、Discovery Elementary、Holly Street Early Learning Centerの3校 で行われています。さまざまな形で特別支援教育を受け る生徒と、コミュニティピアとしてプログラムに参加す る生徒が一緒にECE教室内で授業を受けます。

生徒のIEPまたは504プランがすでに作成されており、ECE からエレメンタリーに移行する場合は、生徒のプリキン ダー終了時に会議を開き、キンダー年度のIEPについて話 し合い必要な更新を行います。

ISD ECEファミリーフェイスブックグループで他のECE ファミリーとつながることができます: https://www. facebook.com/groups/209596650846331

ケースマネージャー

学生が特別支援サービスを受ける場合ケースマネージャ ーが割り当てられます。ケースマネージャーは、学生の 様子に関する質問の主な連絡先になります。

初等教育(エレメンタリー)

生徒がエレメンタリー(キンダーから5年生)に入学する と、ケースマネージャーは生徒のクラス担任と協力して 特別な補助を受ける方法を検討します。必要とするサポ ートや配慮の種類に関係なく、全生徒は常に通常教育を 受ける学生であり、特別支援教育はそれに付随している ものであることを忘れないでください。通常の教室で最 も制限の少ない教育環境(LRE)で学ぶ生徒は成長します。

中等教育(中学、高等学校) 生徒が中学校と高校に入学すると、1人の教室担任ではな く科目ごとに1人づつ複数の教師が教える形式になりま す。これにより、IEPの管理方法が変更され、ケースマネ ージャーの役割は遥かに重要になります。

生徒はエレメンタリーから中学校、中学校から高校へ進 むごとに移行会議を行います。移行会議では、現在通っ ている学校のチームが進学先のチームと子どものIEPまた は504プランについて連絡を取ります。進学後、再び彼ら のために計画を立てる会議が開かれます。

Issaquah 特別支援教育 PTSA

Issaquah特別支援教育PTSAは、学校区内のすべての学校 をカバーする地区全体のPTSAです。学校区の家族をサポ ートし、力を与え、障害のある生徒を擁護するためのコ ミュニティです。特別教育サービス部門と緊密に連携し ています。

PTSAは、ホームスクールや私立学校を含む学校区内の障 害または障害が疑われるすべての生徒にサービスを提供 しています。情報は、ウェブサイト、フェイスブック、 インスタグラム、ISD 411ニュースレターで入手できま す。

PTSAはParent Power Hour (PPH)と呼ばれる家族向けの 月例会議を日中と夕方2回開催しています。この会議で は質疑応答、他の保護者との情報交換、サポートの受け 方などの有益な知識を学ぶことができます。ぜひPPHに ご参加ください。これらの毎月の会議に加えて、PTSA は3回総会を開きます。PTSAはまた、特別支援教育に 関する情報を提供するために他のPTSAの総会にも出席 します。特別支援教育関連の質問については、hello@ issaquahspecialeducationptsa.org までお問い合わせく ださい。

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ISSAQUAH SCHOOL DISTRICT

多くの人は他の人

R: REDUCE THE DANGERS 危険を取り除く

• 尋ねた時に彼らがイエスと答えた場合は、実行計画 があるか尋ねる

• 答えがイエスなら、計画を実行する手段があるか尋 ねる

• 危険な兆候を見せる人と致命的な実行手段との間に 距離を置き、それらの手段と離れている時間を設け ることが命を救う

したときは恐怖心まではいかないものの何か気ま ずい思いをしたり、何をすべきかわからなくなっ てしまいます。3月、ParentWiserはUW Forefront Trainer & Forefront in the Schoolsコーチであ るAmy Paulson、MSWを招待し、学校区の保護者に5 つのシンプルで効果的なLEARNステップを教えまし た。これらは警告サインを出す他者が希望、回復、 そして生存の方向に進むのを助けるための力を私た ちにくれます。この手順は、UW Forefrontによって 開発されました。自殺は必ずしも死にたいというこ とではありません。圧倒的な痛みを終わらせたいと いう思いです。

自殺を防ぐものは何ですか?

• 友人、家族、文化、コミュニティとのつながり

• 銃器、薬など致命的な方法へのアクセス制限

• 対処と問題解決のスキル

• アクセス可能な身体および精神的ケア

最前線の自殺予防LEARNステップは命を救う あなたにもできます!自殺防止に役立つ対処法。

L: LOOK FOR SIGNS 兆候を探す

• 死について話したり冗談を言う、死ぬ方法を検索す る

• 絶望、うつ病、不安、重大な喪失または恥、睡眠や 食欲の問題

• 孤立、友人や趣味の活動からの撤退、仕事のパフォ ーマンス低下

• アルコールまたは薬物使用の増加、慢性的な痛み、 家族の自殺歴

E: EMPATHIZE & LISTEN 共感と聞く耳

• アドバイスではなく、同情する、決めつけない、気 持ちを受け入れる

• あなたは(孤独、絶望)を感じているね、それは辛 いこと、など聞いたことを要約する

• あなたの心の痛みの酷さを感じる、教えてくれてあ りがとうと彼らの痛みへの理解を示す

• ただ話を聞く、本当に辛い思いをした人は、これが 一番助かったと言います

A: ASK DIRECTLY 直接尋ねる

• 自殺について尋ねることで、その考えが植え付けら れることはない

• 複数の危険な兆候が見られる場合は、自殺について 直接尋ねる

• 自殺を考える?人は気持ちが落ち込んでいる時自殺 を考えるというけれど、あなたは?など冷静に、率 直に尋ねる

• 銃器や薬を排除、手の届かない所へ片づける、状況 に応じてベルト、ロープ、ナイフ、薬品なども排除 する

• SNSの投稿に懸念があれば報告、SNSのサポ ート詳細はウエブサイトにて:https:// suicidepreventionlifeline.org/help-someoneelse/safety-and-support-on-social-media/

N: NEXT STEPS 次のステップ

• 一緒にNational Suicide Prevention Lifelineまたは 以下の他の支援機関に連絡

• 危険な事をしないと約束出来ない場合、自分自身の 安全が確保できる限り一緒にいて目を離さない

• 911に電話するのに抵抗がある場合、宗教指導者、年 配者、信頼できる友人、家族に連絡をする、911への 電話は緊急時または最後の手段としてのみ利用

講演の全編はウエブサイトで https://parentwiser. org 自殺予防の詳細については intheforefront. org をご覧いただくか、Eメールでffront@uw.edu までお問い合わせください。

Amy Paulson氏の情熱は、メンタルヘルス、子育てサポート、 リーダーシップ開発の分野でほかの人を刺激し、知識を付けて もらうことです。彼女は現在、Forefront in The Schoolsプ ログラムのスペシャリスト、コーチ、コミュニティトレーナー を務めています。彼女の経歴には20年以上の教育現場、コミュ ニティ組織、および企業分野での親教育プログラムの作成と促 進、危機介入、高校および高等教育のメンタルヘルスサポート が含まれます。Paulson氏はUniversity of Washington School of Social Work MSWを取得した認定プロフェッショナルコーチ です。

UW Forefrontの使命:

Forefront Suicide Preventionは、University of WashingtonのCenter of Excellenceの組織です。私たち の使命は、人々が地域での自殺を防ぐ行動を起こせるよ う手助けをすることです。

Suicide Prevention Lifeline:(800) 273 8255 退役軍人の方は内線1、スペイン語内線2

Crisis Text Line text:741741にHEALとテキスト

Washington Listens :(833) 681 0211

Recovery Helpline:(866) 789 1511

Trans Lifeline :(877) 565 8860

Trevor Project - LGBTQ :(866) 488 7386

または678678にSTARTとテキスト

に悩みを打ち明け たり誰かの暗い打 ち明け話を聞いた りした事がありま す。しかし、愛す る人や仲間が自殺 の警告サインを示
11
保護者向 け講演会
自殺への警戒意識:LEARNステップで命を救う

全校

10月23日:教員出勤日、生徒のみ休校

11月10日:ベテランズデー、休校

11月22~24日:感謝祭、休校

12月18日~1月1日:第1冬休み、休校

エレメンタリー

11月8、9日:保護者面談、生徒のみ休校

Apollo

10月6日:パンプキンパッチフェスティバル‐

Infinity Farm

10月12~26日:秋のRocket Fuel募金活動

10月13日:秋のポップコーンフライデー

10月19日:視聴覚検査

10月24日:Reflectionsアートコンテスト締切

10月30日~11月3日:秋のScholasticブックフ ェア

11月7日:写真再撮影日

11月17日:Reflectionsレセプション6~7PM

12月8日:ウィンターフェスト6~8PM

Briarwood

10月6日:PTA入会促進活動終了

10月12日:写真再撮影日

10月13日:ファミリーパンプキンナイト‐

Fletcher Farm

10月20日:ポップコーンフライデー

11月1日:Read-a-Thon開始

11月14日:PTA総会6:30PM

11月15日:Read-a-Thon終了

11月16日:PTA主催スタッフ感謝ランチ

11月17日:ポップコーンフライデー

12月5~8日:ブックフェア

12月15日:ポップコーンフライデー

Cascade Ridge

10月10日:PTSA総会6PM

10月16日:サイト評議会4PM

10月20日:Sehlin校長とのコミュニティコネ クション9:30AM

10月28日:Trunk-Or-Treat 4:30~6:30PM

11月17日:ムービーナイト

12月8日:ウィンターフェスト5~7PM

Cedar Trails

10月4日:Den Dash提出日

10月6日:Den Dash Fun Run

10月17日:MODピザ募金活動

10月19日:PTSA総会6:30PM

10月20日:ポップコーンフライデー

11月17日:ポップコーンフライデー

Challenger

10月6日:ポップコーンフライデー 11AM

10月10日:PTA総会7PM

10月13日:Glow-Party 6PM

10月19日:視聴覚検査

11月3日:ポップコーンフライデー 11AM

11月7日:写真再撮影日

11月14日:PTA総会

11月16日:カルチャーフェスティバル6PM

12月1日:ポップコーンフライデー

Clark

10月2~23日:Read-A-Thon

10月7~8日:Salmon Days募金活動

10月12日:スタッフ感謝ランチ

10月24~27日:ブックフェア

10月27日:Trunk or Treat

11月16日:スタッフ感謝

12月8日:ジンジャーブレッドナイト

12月14日:スタッフ感謝ランチ

Cougar Ridge

10月12日:視聴覚検査

10月27日:写真再撮影日

10月27日:Spooky Spaghetti 6~8PM

Creekside

10月13~20日:Otterthon

10月27日:ハロウィンバッシュ

12月14日:PTSA総会8PM

Discovery

10月5日:Kathy校長とコミュニティコネクショ ン9:20~10:30AM

10月26日:視聴覚検査

10月27日:Trick or Treat Trail 6PM

11月2日:写真再撮影日

Endeavour

10月6日:ポップコーンフライデー

10月13日:Jag-A-Thon募金イベント

11月3日:ポップコーンフライデー

11月7~9日:ブックフェア

11月28日:PTSA総会7PM

12月1日:ポップコーンフライデー

Grand Ridge

11月6~9日:Scholasticブックフェア

Issaquah Valley

11月14日:PTA総会7PM

Maple Hills

10月6日:お父さんとドーナツ

10月10日:著者訪問

10月20日:Reflections アートコンテスト6PM

10月24日:視聴覚検査

10月24日:PTA総会6PM

11月2日:写真再撮影日

11月13~17:秋のブックフェア

Newcastle

10月12日:写真撮影日

10月27日:秋祭り

11月14日:写真再撮影日

11月14日:PTSA総会6:30PM

11月17日:Wood校長とコミュニティコーヒー トーク9:30~10:30AM

Sunny Hills

10月4日:視聴覚検査

10月10日:PTA総会6:30~8PM

10月11~13日:秋のScholasticブックフェア

10月17日:写真撮影日

10月17日:カルチャーナイトファミリーイベン ト

10月20日:Reflectionsアートコンテスト締切

11月9日:イヤーブック表紙コンテスト締切

11月16日:写真再撮影日

12月2日:算数チャレンジトーナメント

Sunset

10月2~6日:秋のブックフェア

11月1日:新入生ファミリーイベント5~6PM

中学校

10月10日:1学期中間

10月26日:クロスカントリー決勝3:30PM

Beaver Lake Park

11月28日:1学期終了

12月1日:採点日10:55AM下校

Beaver Lake

10月11日:Kathryn校長とコーヒー 10AM ZOOM

11月2日:オーケストラコンサート7PM

11月7日:合唱コンサート7PM

11月16日:1学期アート展覧会

12月6日:Kathryn校長とコーヒー 10:30AM ZOOM

12月7日:バンドコンサート7PM

Cougar Mountain

10月20日:写真再撮影日

Issaquah

10月7~8日:Salmon Days PTSA駐車場募金活動

10月10日:コーラスコンサート6:30PM

10月13日:写真再撮影日

10月16日:放課後NJHSミーティング

10月16~17日:視聴覚検査

10月19日:地震避難訓練8:15AM

10月27日:PTSA主催Spooky Bingo

10月27日:JZ校長とコーヒー 10~11AM

10月30日:放課後WEB活動

11月14日:避難訓練10:20AM

11月15日:PTSA総会

11月16日:7/8 年生オーケストラコンサート

11月17日:JZ校長とコーヒー 10~11AM 11月27日:放課後WEB活動

11月30日:7/8年生バンドコンサート 12月5日:バンド&オーケストラコンサート6 :30PM

12月6日:避難訓練10:20AM 12月7日:コーラスコンサート6:30PM 12月8日:8年生クラス写真

12月11~15日:スピリットウィーク 12月11日:放課後WEB活動

12月15日:午後集会

12月15日:JZ校長とコーヒー 10~11AM

Maywood

10月19日:PTSA総会6PM 10月26日:7年生視聴覚検査

11月7~9日:PTSA秋のブックフェア 11月8日:オーケストラコンサート6:30PM Liberty 11月9日:写真再撮影日 12月13日:スタッフ感謝クッキー交換 Pacific Cascade 10月12日:7年生視聴覚検査 10月24日:PTSA総会1PM 11月1日:写真再撮影日 12月7~8日:秋の演劇7PM

12月11日:ウィンターミュージックコンサー ト7PM

Pine Lake 10月6日:ASB募金活動開始 10月13日:写真再撮影日 10月19日:7年生視聴覚検査

高等学校 10月31日:第1四半期末

Gibson Ek 11月6日:写真再撮影日

Issaquah 3月6日:IHSカレッジ&キャリア6:30PM 10月4日:PTSA主催スタッフ感謝朝食会 10月5日:New Family Connectionsハイキング 10AM 10月6日:フットボールゲーム 対Bothell 7PM 10月7~8日:Salmon Days PTSA駐車場募金活動 10月10日:ブースター総会6PM

10月11日:IHSクラブフェア 10月13日:PTSA助成金申請締切

10月17日:IH PTSAハイブリッド総会7PM

10月20日:献血活動

10月20日:フットボールゲーム 対Skyline 11月1日:PTSA主催スタッフ感謝朝食会

11月1日:Reflectionsアートコンテストテー マ締切 11月6日:Reflectionsアートコンテスト作品 締切

11月7日:ベテランズデー集会

11月14日:ブースタークラブ総会6PM 11月17日:IH PTSAハイブリッド総会11AM

11月20日:ウィンタースポーツナイト 12月6日:PTSA主催スタッフ感謝朝食会 12月12日:ウィンターフェスト集会 12月12日:ブースタークラブ総会6PM

Liberty

10月6日:写真再撮影日 10月17日:PTSA総会6:30PM

10月21日:ホームカミングダンス7PM 11月3日:Reflectionsアートコンテスト作品締 切

Skyline

10月12日:写真再撮影日 10月14日:ホームカミングダンス7PM

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カレンダー

ISD ファミリー向け説明会

ISD Family PartnershipはCultural Bridgesと協力して 学校関連の説明会を開催しています。ISD内のご家族はど なたでもご参加いただけます。

すべてのセッションは英語、スペイン語、中国語で 行われます。ご要望に応じて他の言語の通訳も手配 いたします。他言語の通訳が必要な場合は、Lorna Gilmour(gilmourl@issaquah.wednet.edu)まで。また、 お手伝いとしてボランティア参加希望の方は、Laura Ni(laura@isfdn.org)までご連絡ください。

詳細および参加登録については、ウエブサイトをご覧く

ださい: https://www.isd411.org/programs-services/ equity/parent-events-and-workshops

10月

エレメンタリー保護者面談のコツ(k~5年生対象)

10月11日 6:30~8:30PM(Zoom)

11月に行われる保護者面談を最大限に活用するためのヒ ント、先生への効果的な質問や準備方法などの説明。

ファミリーコネクション質疑応答セッション

10月18日 10:30~11:30AM(対面)、7:00~8:00PM(対 面)

保護者がもつ学校についての疑問、学校関連の手続きや 必要は場合のそれぞれの問い合わせ先などの質問にファ ミリーパートナーシップのスタッフが答えるセッショ ン。

11月

高校卒業後に進学を希望するご家庭のファイナンシャル エイド説明会

11月29日 6:30~8:00PM(Zoom) 大学や専門学校進学のためのファイナンシャルエイド申 請書式と手続き、WASFA、FASFA、締切日、申請スケジュ ールなどについての説明会。

12月

ファミリーコネクション質疑応答セッション

12月7日 10:30~11:30AM(Zoom)、7:00~8:00PM(Zoom) 保護者がもつ学校についての疑問、学校関連の手続きや 必要は場合のそれぞれの問い合わせ先などの質問にファ ミリーパートナーシップのスタッフが答えるセッショ ン。

1月

大学用ファイナンシャルエイド申請書記入ヘルプセッシ ョン

1月10日 6:30~8:30PM、ISD事務局にて(5150 220th Av SE Issaquah)

1月11日 6:30~8:30PM、Liberty High Schoolにて 大学、専門学校進学のためのファイナンシャルエイド申 請書記入ヘルプ。

アメリカの中学校に不慣れな5年生保護者向け説明会

1月24日 6:30~8:30PM(Zoom)

コース選択に関する情報、オーケストラや合唱団などの 選択クラス、体育/保健クラス、スポーツ、クラブ、健 康/予防接種、費用/料金、消耗品などの説明。

カルチャーイベント

Croatianfest

10月1日: 12pm-6pm Seattle Center

[305 Harrison St, Street WA]

このフェスティバルでは、アメリカ北西部やカナダから最高の クロアチアンミュージシャン、歌手、ダンスアンサンブルを招 き、音楽とダンスのパフォーマンスを通じてクロアチアの文化 を紹介します。

Turkfest

10月14~15日: 11am-6pm Seattle Center

[305 Harrison St, Street WA]

シアトルで毎年開催されるこの祭りは、皆で友情を育み、トル コ文化とトルコ語圏の国々の多様性と豊かさを強調し、トルコ とテュルク民族の文化と遺産を祝う知的で楽しい魅力的な文化 プログラムを企画することでより大きなコミュニティを組織、 協力をするのが使命です。

Día de Muertos Festival Seattle

10月28~29日: 11am-6pm Seattle Center

[305 Harrison St, Street WA]

メキシコの死者の日、儀式と伝統が染み込んだ精巧な祭壇、砂 糖のスカル作り、パレード、お祝いの音楽などを通して死者を 称えます。この祭りは、スペイン人が南北アメリカに到着する 前にさかのぼります。歴史家によると、アステカからトルテッ クまでさまざまな文明を経て、2000年以上の歴史があるともい われています。

Seattle Hmong New Year

11月4日: Seattle Center

[305 Harrison St, Street WA]

収穫期が終わり、新年を迎えるにあたってモン族の華やかな服 装、伝統舞踊、アート、ボール投げ競技でこの深く根付いたア ジアの高地文化を祝います。

Day of the Dead Celebration in Issaquah

11月5日: 3pm- 6pm Issaquah Community Center

[301 Rainier Blvd, Issaquah, WA]

メキシコの死者の日をファミリーで祝いましょう。クラフト体 験、おいしい食べ物、伝統音楽やダンスを通して、地域にある 他国の文化について楽しく学んでください。このイベントの主 催者のほとんどがこの町に住む家族です。

Diwali: Lights of India

11月11日: 12pm-6pm Seattle Center [305 Harrison St, Street WA] アートワークショップ、多肉植物、ヘナタトゥー、フォークダ ンスなどでインドの光の祭典を祝います。

小さなお子様をお持ちの方、何かアクティ ビティをお探しですか?

Issaquah図書館(10 W Sunset Way、Issaquah、WA 98027)ではファミリーストーリータイムを開催し ています。毎週金曜日1~2PM、3~5歳向けに初期の 識字能力を伸ばす物語、音楽、動き、韻をお楽しみ ください。事前登録は不要です。スペースには限り があります。お問い合わせはMs. Ann(425)392 5430 または crewdson@kcls.org まで。

13 カレンダー

Cultural Bridgesマガジン

は2015年12月、英語とスペイン語で創刊されました。

これまでに発行した季刊誌は25号目になり、ファミリーガイドは今年で発行7 年目になります。どちらも現在8か国語に翻訳されています。

皆様のご支援に感謝いたします!

Cultural Bridgesは、これからもIssaquah学校区のご家庭にサービスを提供し、 保護者の方による関わりを深め、生徒の未来の成長につながるナビゲーションサ ポートを提供していきます。

https://isfdn.org/cultural-bridges-magazine/

摂食障害を理解する

摂食障害について何かご存じで すか? 専門家はパンデミック以 降10代の摂食障害が爆発的に増 加していると言います。これら の複雑な医学的および精神医学 的疾患については、虚偽や誤解 がたくさんあります。必ずしも 身体醜形症に由来するわけでは なく、個の理想の高さに関連し ている場合もあります。ストレ ス、不安、および人生に対する コントロールの喪失に対する一 種の対処メカニズムです。性 別、人種および経済状況に関係 なく誰もが影響を受けます。摂 食障害は精神疾患の中で最も死 亡率が高いですが、早期発見 により回復の可能性が高まり ます。ParentWiserはBellevue

Eating Recovery CenterのLCSW

であるMartha Stanojevich氏を 招いてその原因、兆候や症状を 認識する方法、および保護者と カウンセラーが摂食障害に苦し む生徒をどのようにサポートで きるかの理解を深めてもらうた め保護者と生徒へ向けて講演を 行いました。

摂食障害に関する9つの真実

真実#1 :摂食障害を持つ多くの 人々は健康に見えますが、実際は 非常に病んでいる可能性がありま す。

真実#2: 家族は責められる存在で はなく、治療における患者と医療 提供者の最良の味方になることが できます。

真実#3: 摂食障害は、個人と家 族の機能を混乱させる健康危機で す。

真実#4: 摂食障害は希望してなる ものではなく、生物学的影響を受 けた深刻な病気です。

真実#5: 摂食障害は、性別、年 齢、人種、民族、体型、体重、性 的指向、経済状況に関係なく影響 を及ぼします。

真実#6: 摂食障害は、自殺と医学 的合併症の両方のリスクを高めま す。

真実#7: 遺伝子と環境は摂食障 害の発症に重要な役割を果たしま す。

真実#8: 遺伝子だけでは、誰が摂 食障害を発症するかを予測するこ とはできません。

真実#9: 早期発見と介入で摂食障 害からの完全な回復が可能です。

摂食障害は複雑な生物心理社会 的障害です。多くの摂食障害患 者は非常に高機能で、完璧主義 的で、高い理想を達成する人々 です。患者は一見明るく、一般 的に成功しているため、精神疾 患を患っているとは思えませ ん。彼らが見たり聞いたり、考 えたり感じたりしているものは あまり現実的ではなく根拠のな いものである場合があります。

摂食障害の患者は、体型やサイ ズ、食事、脂肪、運動、自分自 身や他人などに関して歪んだ妄 想的な考えを持っています。

さまざまな種類の摂食障害: 神経性拒食

• エネルギー摂取量の制限、 年齢、性別、発育過程、身 体的健康状態に照らし合わ せた必要摂取量を取らずに 著しく低体重

• 体重増加への激しい恐怖、 著しく低体重にも関わらず それ以上の体重増加を妨げ る行為

• 体重や体型への自己イメー ジの乱れ、体重や体型が自 己評価へ過度に影響、また は現在の低体重の深刻さへ の認識の欠如

• 関連するタイプ:過度な節 制、過食と嘔吐

神経性過食

• 過食期の繰り返し(客観的 過食)過食期の2つの特 徴:一定時間内 (例:任意 の2時間以内)一定時間内に 摂取する食事の量が同様の 状況下で他者が通常摂取す る量より多い; コントロー

ル欠如、過食への節制がで きない感覚

• 不適切な代償行為の繰り返 し 過食による体重増加を防 ぐための嘔吐、下剤や利尿 剤など薬の使用、誤用、過 度の運動

• 過食と代償行為の繰り返し が平均して週に1度、3か月 に渡って発症

過食症(主観的過食)

• 過食期の繰り返し、過食期 の2つの特徴:一定時間内 (例:任意の2時間以内)一定

時間内に摂取する食事の量 が同様の状況下で他者が通 常摂取する量より多い; コ ントロール欠如、過食への 節制ができない感覚

• 過食期の症状は以下のうち 3つ、またはそれ以上を伴 う:通常より早く食べる; 満腹をはるかに超えて不快 になるまで食べる; 空腹を 感じていないときに大量の 食べ物を食べる; 食べてい る量を見られたくないので ひとり隠れて食べる; 過食 をした自分への罪悪感や嫌 悪感を持つ

• 過食期は平均して週に1 度、3か月に渡って起こる

拒食症

• 摂食障害(例:食事または 食品への明らかな関心の欠 如、食感などによる回避、 摂食による険悪結果への恐 怖)適切な栄養および必要 なエネルギーを摂取しない ことによる次のような持続 的な兆候が1つ以上見られ る場合:大幅な体重減少、ま たは成長の上で予測される 体重増加の平均を下回る; 過度な栄養不足経腸栄養ま たは経口栄養補助食品への 依存; 心理的機能への著し い支障

その他の特定の摂食障害

• 摂食障害に特徴的な症状 で、社会面、行動、または その他の重要な機能領域に おいて臨床的に重大な苦痛 または障害を引き起こして いるが、その他の障害の完 全な基準を満たしていない 症例に適用される: 非定型 神経性摂食障害; 低頻度、 短期間の神経性過食症; 低 頻度、短期間の過食症; 嘔 吐障害:過食がない状態で 体重や体型に影響を与える 再発性嘔吐や下剤乱用; 夜 食症候群:1日のカロリー摂 取の比重が夕食時や夜間に 偏る

15
保護者向 け講演会

その他の摂食障害

• 異食症(非栄養物質の摂取)、反芻(吐いたもの を飲み込む)、およびオルトレキシア(健康的 で清潔な食事への執着)

摂食異常VS摂食障害

• 摂食障害 は死亡率の高い深刻な精神疾患であ り、障害を構成するものについて非常に具体 的な基準がある

• 摂食異常 も苦痛を伴い、典型的な食生活から 逸脱したものであるが、精神疾患のレベルに は至らない、一般的に下記のような行為が含 まれる:グルテンや炭水化物など特定の食品 に対する過度な先入観傾向; 特定の時間や状 況でのみ食事をするなどど決める硬直性; 極 端に偏った食生活

• 特定の食事方法が極端に偏りすぎると摂食異 常は摂食障害へ移行する可能性もあり

青年のための役立つヒント

• ボディポジティブの環境を作りましょう! 子 どもたちは、体型に関する賛否のコメントを よく耳にします。子どもは親を見本にするの で家庭では親が体型に関してポジティブ、ニ ュートラルな立場でいる環境を作りましょ う。

• ダイエット文化を捨てましょう。多くの親は 彼ら自身がダイエット文化で育ちました。一 歩下がって、あなたが子どもたちに何を望ん でいるか、どのように成長してほしいか、そ してあなたが子どもたちに何を重要視して欲 しいか、について考えてみてください。

• メディアリテラシー。SNSの選別、摂食障害を 引き起こしかねないSNSの情報をブロックしま しょう。現実を語るオープンな会話の時間を 持ちましょう。

• 食と体の健康的な関係をモデル化:食は健康 のもと、家庭では子どもの体型、他人の体 型、自分自身の体型についてもコメントを控 えましょう。

摂食障害が疑われる場合は、Eating Recovery Center受付:877-825-8584に電話してください。 専門チームがあなたやあなたの大切な人を助ける オプションを提案してくれます。

講演の全文やQ&Aは、https://parentwiser.org をご覧ください。Eating Recovery Centerと

Pathlight Mood & Anxiety Centerについての詳細 は、各ウエブサイトwww.eatingrecovery.com と www.pathlightbh.com をご覧ください。

Eating Recovery Centerによる回復治療オ プション

在宅

• 24/7 看護

• すべての食事と軽食サポート提供

• 精神科医、管理栄養士、およびプライマリセ ラピストのチーム構成

• 家族、親が治療に深く関わるセラピーモデル

部分入院プログラム(PHP)

• 夜間は家に帰る終日プログラム

• 週7日、週末は家族と一緒にスキルを練習する ため入院時間短縮

• すべての食事と軽食サポート提供

• 精神科医、管理栄養士、およびプライマリセ ラピストのチーム構成

集中外来診療(IOP)

• 週3回午後に3時間

• セラピストと管理栄養士によるグループ

• 夕食、食事のサポート提供

• セラピストが治療のために家族と毎週面談

• 管理栄養士による隔週の栄養セッション

外来診療

• 通常、地域のプロバイダーとの週に一度のセ ッション

• 摂食障害治療を専門とするプロバイダーを見 つけることを推奨

• チームはセラピスト、管理栄養士、精神科 医、および主治医で構成

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保護者向 け講演会

地元学生アーティストに光を当てる

PTA Reflectionsプログラム

Issaquah PTSA評議会Reflections共同委員長 reflections@issaquahptsa.org

適した方法で選択した技法にどれだけ熟練している か、そして彼らのコンセプトがどれほど創造的に表 現されているかを審査します。

1月、IssaquahPTSA評議会は、学校選考から学校区 選考に進んだアーティストと、さらに審査を経て 州のPTA選考に進むアーティストを表彰するために コミュニティ向けのレセプションを開催します。生 徒たちが作った作品の展示を実際に見ることができ る活気のあるレセプションです。楽曲、ダンスの映 像、散文や詩、そして100以上のアート作品が展示 されます。

学校区の本部のホールに展示されている学校区アー トコレクションに毎年追加する作品は、応募作品か ら学校区長によって選ばれます。お近くにお住まい の方は、ぜひ本部会議室近くの廊下に展示されてい る過去数年間の受賞者の作品をご覧ください。

学校区の学生アスリート達が試合や大会で競うのと 同じように、学生アーティストにはPTA Reflections アートコンテストがあります。

全国PTAには、アート教育への取り組みの歴史があ ります。Reflectionsプログラムは、学生アーティ ストを称える機会を提供しています。すべての学生 がアートに触れる機会を持つことで自信を高め、ア ートと生活における将来の成功をサポートします。 キンダーから12年生までの国内3万人以上の生徒が その年のテーマに応じてオリジナルの作品を作成し ています。テーマは毎年公募で決まります。このプ ログラムは50年以上に渡って学生が自分の思いや感 情、アイデアを探求し、芸術的リテラシーを伸ば し、自信を高め、アートへの愛情を見つける手助け をしてきました。

Issaquah PTSA評議会はこの全国プログラムの学校区 主催者として毎年秋に各27校が独自のReflections アートコンテストを主催することをサポートしてい ます。各学校は映画制作、作曲、ビジュアルアー ツ、ダンス振り付け、文学、写真などのカテゴリー 応募作品を学校内で選考し、学校区全体選考に提出 します。

今年のテーマは I am Hopeful Because…(私は希望 に満ちている、なぜなら…)です。生徒はテーマが 自分にとって何を意味するのかを考え、提出する作 品にステートメント文を添付します。テーマに関す る考察は学生が自分の考えで独自の表現を作成した ことを示す上で非常に重要で、審査上大事な点にな ります。重要視される点は、テーマに対する解釈で す。審査員はまた、各アーティストが年齢や学年に

アートと学生アーティストを称えることはコミュ ニティを形成し、私たちの学校でのアート教育を 支援する素晴らしい方法です。研究によると、ア ート表現から創造性を育むことは学校や人生で成長 していくための鍵になると指摘されています。生 徒たちがアートを探求し続けることを奨励するこ とは、あらゆる道で私たちのコミュニティを強化 するという希望を私は持っています。この学校区 は、Reflectionsアートコンテストを通じてアート への愛情をコミュニティと共有することをいとわな い学生アーティストで溢れています。

Reflectionsアートコンテストの詳細については、 各学校のPTAにお問い合わせください。

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ISSAQUAH SCHOOL DISTRICT

子どもたちは親から話をしてほしい

両親が子どもに飲酒や薬物使用をして欲しくないと思っている事を理解している10代の子どもは、それら を使用する可能性が50%低くなります。会話を始める方法をいくつかご紹介します。

• 何か心配な行動を見ましたか? 気が付いたんだけど…と聞く

• ニュースやソーシャルメディアでの出来事を見ましたか? こんなニュース聞いた?と聞く

• 学校やスポーツの練習の送迎中ですか? 友達とこんな話をする?と聞く

• お子さんが友達とパーティーなどに遊びに出かけようとしていますか? 出先にもし薬物などがあった場合の話をしましょうと切り出す

• 機会をみて、知ってた?と話を持ち掛ける

10代の若者の63%は、10代のアルコール使用について親がどのよ うに感じているかを知っています。

親の思いを明確にする

期待と思いやりの表現で会話を終了します。

「アルコールや他の薬物を使用したり乱用したりしてほしくない。なぜなら…」

• あなたは大切な存在

• 生き続けてほしい

• 健康でいてほしい

• 薬物などに依存してほしくない

• ありのままの自分で幸せになってほしい

各種情報 18
薬物使用や飲酒について10代と話す

昨年、私たちのコミュニティにThe CIRCLEという新 しいNPOが誕生しました。

The CIRCLEは、地域住民が食料、家賃、公共料金、 インターネット、電話、衣類、住居などに関する基 本的な生活支援にアクセスできるようにするための コミュニティナビゲーションサービスを提供してい ます。また、育児、医療、法律ヘルプ、その他多く の支援へ繋げる手助けをしています。私たちは毎週 新しい住民を私たちのコミュニティに歓迎し、彼ら のすべての質問に答えます。カルチャーイベントや 大人向けの英語教室などの教育活動も提供していま す。

テキスト又は電話で425 295 4024まで。イベン

トやアクティビティの予定はウエブサイトをご 覧ください:https://www.thecircle-wa.org/

助けが必要ですか? 暮らしに関する質問がありますか…

• 食糧支援

• 家賃補助

• 光熱費補助

• インターネットや電話料金補助

• 衣類や日用品の支援

• 育児

• 医療サービス

• 法律ヘルプ

• 家庭内暴力

• メンタルヘルスサービス

• 起業支援

• 公共交通機関

• 英語クラス

• 文化イベント

• 学校が休みの間のヘルプ

• 子ども向けレクリエーションクラス ボランティアの機会 その他!

月~金、

3~7PM

オープン

235 1st Ave SE, Issaquah, WA 98027

The Garageは、10代の若者が気軽に集まってコーヒー や軽食を楽しみながらゲームをしたり、楽器の演奏や テレビを見たり思い思いにくつろぐための安全なス ペースです。

すべての食べ物、イベント、アクティビティ は無料です!

The Garageで開催されるイベントと活動はスタッフの 手助けを得て全て若者によって運営されます。オープ ンマイクナイトから映画マラソンまで、自分たちで選 べます!

issaqua h tee n cafe.or g

学生主導のイベントや活動に加え て、無料カウンセリングや個別支援 も有ります。

The Garageで10代の若者をサポート する方法!

ウェブサイトで寄付 - www.issaquahteencafe.org

軽食やスナックの寄付 - 235 1st Ave SE, Issaquah, WA 98027

アート、学用品またはスポーツ用品 を寄付 - 235 1st Ave SE、 Issaquah、WA 98027

地域の若者の未来へ投資していただ き感謝いたします!

各種情報 19
この地域に来たばかりですか?

ParentWiserは、学校区PTSAとIssaquah Schools財団の協力により講演会を開催、最新 のリサーチ結果や教育情報をお届けすることで保護者の皆さんのお子様への教育が豊 かなものになるようお手伝いをしています。

2023-2024 年講演会

10月3日6PM バーチャル

Phyllis L Fagell, LCPC 中学校の重要性

2月7日7PM

対面

11月6日7PM バーチャル

Lisa L Lewis, MS 睡眠の重要性

1月16日7PM

対面

Jenni Pertuset イライラ解消法

3月7日6PM

Cynthia Clumeck Muchnick, M.A. 親の羅針盤:思春期を乗り越える

効果的方法

バーチャル Terri Bacow, Ph.D 不安よさらば

講演のお知らせや継続的な情報を受け取るために是非ウエブサイトから購読の申し込みをしてください。

www.parentwiser.org

parentwiser@issaquahptsa.org

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Issaquah Food & Clothing Bankは、質の良い食品、衛生用品、緊急用品などの提供、および外部支援機 関への紹介を行っています。特に健康的な食の提供に重点を置いています。新鮮な地元の食材を必要な家 庭に届けるために努力しています。組織の目標は、誰もが必要な支援を簡単に得られるようにすることで す。

サービス:

• フードバンク: 隔週で一度、生鮮食品、乳製品、肉、その他の主食、衛生用品、おむつなどを選んで受 け取ることができます。

• 衣料品支援: KidVantageとのパートナーシップによる0~12歳の供向け衣料品、妊婦の方へのマタニティ アイテムの提供。郵便番号98027、98029、98074、98075、98038、98024、98025、98014、98045、98050 、98055-59、98065に住む方向けの冬のコート提供イベント。現在住む家が無い、又はその危機に直面 している家庭のための季節の衣類と緊急用品の支給。

個別支援:個々のニーズに基づいて追加のサービス提供や外部支援機関を紹介します。

• 外部支援機関の紹介: 政府の給付金、公共料金や家賃の支援、カウンセリング機関、シェルターシステ ム、手頃な価格の住宅などの外部支援機関への紹介を行います。緊急で資金の援助が必要な場合はケー スバイケースで支援を行っています。上記衣料品支援に該当する郵便番号にお住まいの方対象。

• 住む場所の無い家庭の支援: 各種支援機関への紹介、メールサービス、メトロバスチケット、電話サー ビスサポート、身分証取得のサポート、バックパック、テント、寝袋、暖かい衣類など屋外で暮らすた めの道具支給。

現在Issaquah Food & Clothing Bankは毎週何百もの家庭を支援しています。外部支援機関紹介サービス、 若者向け食事プログラム、事情があって交通手段がない方への食料品配達プログラム、ホリデーギフトプ ログラム、学用品、衛生用品などを支援が必要な地域のご家族に提供しています。

利用するには:

Issaquah Food & Clothing Bankのリソースとサービスをご利用いただくためには登録が必要です。オン ラインhttps://bit.ly/ifcb-sign-upまたは直接フードバンクにお越しいただいての登録を受け付けていま す。

Issaquah Food & Clothing Bankは、隔週の月~木の1PM~7PMの間に1回必要な食料品や日用品を 選んで受け取ることができます。

https://issaquahfoodbank.org でスケジュールを確認してください。

住所: 179 1st Ave SE, Issaquah, WA 98027

電話番号: 425-392-4123

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各種情報

Issaquah Food & Clothing Bankでは通常の支援に加え、季節や状況に合わせた特別支援も行っています。 特別支援はそれぞれ別に登録をする必要があります。

配達サービス

交通手段や健康上の理由などでフードバンクに来られない方向けに 隔週1回配達を行います。以下の郵便番号にお住まいの方(98027 、98029、98059、98074、98075)が対象です。

若者向け支援

学校区内の学齢期の子どもたちを対象に、学校が短期休みの間に食べ られる子ども向け朝食やランチ、スナックを提供しています。食のニ ーズに合わせたオプションもあります。

夏休みの間、Issaquah学校区内の学齢期の子どもたちを対象に子ども 向け朝食、ランチ、スナックをフードバンクにて提供しています。食 のニーズに合わせたオプションもあります。

学期の間、生徒は金曜日に子ども向けの週末用朝食、ランチ、スナッ クを受け取る事ができます。Issaquah学校区内の各学校で提供を行っ ています。登録は各学校で受け付けています。

毎年8月、必要な生徒に新学年に合わせた学用品入りのバックパック を提供しています。Issaquah学校区内のK-12年生が対象です。オンラ インで登録後、通学する学校にてお受け取りください。

親や保護者が子どもたちに冬のホリデーギフトを購入する為のギフト カードを提供します。以下の郵便番号(98027、98029、98074、98075 、98038、98024、98025、98014、98045、98050、98055-59、98065) にお住まいの18歳以下のお子さんの居るご家庭が対象です。

22 各種情報

私たちのカルチャー

Tetiana Novokhatska Apollo Elementary 保護者

私の名前はTetiana Novokhatskaです。夫のEugene と4人の子と一緒に2015年に米国に移住しました。 地元の文化遺産に富んだ生活、固い家族の絆、活 気に満ちたコミュニティを後にするという選択 は、ITセクターで成功した私たち家族でも容易で はありませんでした。19歳、16歳、11歳、9歳の4 人の子どもたちの安全と幸福を考えた末にアメリ カの地に到着し、北西部のシアトルエリアに避難 しました。地域のアウトドアへの熱意と多文化を 受容する姿勢が私たちの家族の価値観と共鳴し、 新しく住むには理想的な場所でした。引っ越し以 来、私たちの選択を疑った日はありません。私た ちの家族は、故郷への深い愛と、ウクライナのア イデンティティをこの新しい環境の中でも維持し ていくつもりです。

ウクライナは、アジアとヨーロッパの交差点の中 にある秘宝と考えられることが多く、豊かで多様 な歴史を誇っています。先史時代以来、ウクライ ナはインド、ヨーロッパ語族の移住や馬の家畜化 など、ユーラシアの文化的発展に重要な役割を果 たしてきました。ウクライナの生き生きとした文 化は様々な文化が融合したその独特な旋律とハー モニーの中に息づいています。肥沃な土壌で有 名なこの国は、長い間ヨーロッパの穀倉地帯であ り、自然の美しさを崇拝する勤勉な労働者を育ん できました。

民芸品は、経済成長と精神的表現の両方を反映し て、ウクライナ社会に深く織り込まれています。 この創造的な伝統は、ウクライナの地理的恵みと 天然資源のおかげで繁栄し、多様な工芸品を生み 出しています。

芸術的な装飾で鮮やかに飾られたウクライナの家 の魅力は、作家や詩人の作品の中にも見られま す。緑豊かな花束で飾られたオーブンや、織りの カーペットを模した壁などはインテリアを絵画の 様に彩ります。大切な伝統である織物は、亜麻、 麻、羊毛を複雑で幾何学的なモチーフ柄に織りあ げられたリネンやタオル、ショールなどに変身 させます。ウクライナ料理は、歴史と風味に富 んだ象徴的な味のタペストリーです。Borschと PampushkasやVarenykyのような昔ながらのレシピ

は、永続的な伝統の証です。ウクライナのBorsch 料理の重要性は、ユネスコの無形文化遺産リスト に登録されていることで証明されています。

その旋律の美しさで有名なウクライナ語は、1934 年にイタリア語に次いで2番目にメロディックな言 語として国際的に認められました。有名なクリス マスソングCarol of the Bellsがウクライナの歌 Shchedrykをルーツに持つように、音楽や踊りはウ クライナの日常生活の不可欠な部分になっていま す。

故郷の大切なメロディーへの憧れが、私たち家族 がフォークバンドHraiMoreを共同設立するに至っ たきっかけです。完全にボランティアによって運 営されているHraiMoreは、メンバーとその家族の 気持ちに寄り添うサポートの源として、またこの 州に住むウクライナ人コミュニティの希望の光と して活動しています。私たちは、コミュニティ内 での一体感や再起への灯りをともす努力をしてい ます。さらに、HraiMoreは地域社会への心からの 恩返しの象徴でもあります。ウクライナ文化の魅 惑的な美しさを共有することで、私たちは多様な 聴衆の間でつながりを築き、理解を促進すること を目指しています。音楽という世界共通の言語を 通して、私たちは国境を越え、私たちの伝統の豊 かさを照らします。

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私たちの カルチャー

QRコードをスキ ャンして、寄付 にご協力を!

この秋、学生を応援しましょう!

皆様からの寄付は、学校区内約1万9000人の生徒の成功を 後押しします。110平方マイル内の全27校。

皆様からの寄付は地域学生に提供する重要なプログラムや各種支援の資 金になります!

$100 ($8.33/月)

必要な子どもたちに健康的な朝食またはスナックを100食提供するこ とができます

$200 ($16.67/月)

生徒の読書力向上のために、アクセスしやすい学校図書館に20冊の本 を提供することができます

$300 ($25/月)

経済的支援を必要とする学生のために、学用品入りのバックパックを 7個提供することができます

$600 ($50/月)

STEMを探求する学生や、DECAなどのクラブを通じて将来の進路を考 える生徒に学業強化サポートを提供することができます

$1000 ($83.33/月)

中高生に放課後の宿題ヘルプと個別指導を無料で提供することができ ます

財団は、以下のプログラムと支援に 資金を提供しています:

• 学業補助と強化

• 行動とメンタルヘルス

• 基本的な学生のニーズ支援

• 教師向け助成金

• アート教育

• Cultural Bridgesプログラム

isfdn.org
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